2017年1月31日火曜日

1/30 ホエールウォッチング

いい凪が続いています、
今日もホエールウォッチングに出かけました。

 二見湾西沖で4、5頭の群れを発見、
 メイティングポッドと呼ばれる、メスを奪い合って争うオスの集団です。


途中、ハシナガイルカが加わってきました。

南島の西側まで来た頃、活動がより激しくなってきました。




その後はおとなしくなってきましたが、まだ群れを作ったまま、
ハートロックが見えるいい位置に来てくれました。





ハシナガイルカも再登場!




午後は、この群れが北上、西島周辺で群れは別れて行きましたが、
その中の一頭が、ペダンクルスラップ!

下半身を水面上に持ち上げて、海面を叩く行動です。

遠目でしたがブリーチングも見られ、
主なクジラの行動は全て見られました。

本日も海が良ければ出る予定でしたが、
残念ながら風が強くなってきて中止、
また回復してきたら出たいと思います。

2017年1月29日日曜日

滝ノ浦湾の親子クジラ(通称タッキー)について

おがさわら丸はドックに入り、人と物の行き来がなくなり、
ひっそりとしている小笠原です。

しばらく時化の日が続いていましたが、
ここ3日間は天気、海況共に一月とは思えないほどいい状態です。

先日27日は小笠原ホエールウォッチング協会主催のクジラ調査に参加、
2隻のボートで父島〜孫島周辺の頭数を調査し、
全部で70頭ほどのザトウクジラが確認されました。

年末年始に、ダイビング中に立て続けに見られた、
兄島、滝ノ浦湾の親子クジラが戻っているのも確認、
この2日間は、この親子を観察していました。

子クジラの方は、タッキーと言う愛称で呼ばれており、
母クジラの方は、3年前にやはりこの滝ノ浦湾で子育てをしていました。
3年前、初代タッキーの写真はこちら

初代タッキーも芸達者、よく跳んでくれました。


戻ってきてからも、やはり湾の奥の浅い場所でのんびりしています、
よほどこの場所がお気に入りなんでしょうね。




昨日はまたダイビング中に出会えました。




2代目タッキーも初代に劣らず元気一杯、





ボートを気にすることもなく、すぐ近くまで寄ってくることも多く、
一日中ウォッチングしていても飽きませんね、




最後にママが豪快にブリーチ!


親子で芸達者ぶりを発揮してくれますね!

子供が大きくなってくると、この場所が窮屈になるのか、
三年前は一ヶ月ほどで姿が見えなくなってしまいました、
今回は先月中頃から確認していますので、そろそろ出て行く頃かも、
また海に出られたら、毎回チェックしていきます。

2017年1月21日土曜日

ブログの写真について

今週は時化続きでほとんど海に出られませんでした!

さて、以前までブログの水中写真は、主にガイドの合間に、
一眼レフで撮影してものを多くで使用していましたが、
今では、もちろん支障がない範囲でですが、
ガイド中にコンパクトデジタルカメラで撮影しています。





一眼レフに比べ、画質等は低くなるし、
ガイド中の撮影なので、写真としての完成度も高くありませんが、
何と言ってもライブ感があります、
ゲストの皆さんにも、よく登場していただいています(笑)

その日の雰囲気を伝えるには、写真の良し悪しよりも、
こんなラフな感覚で撮影したものの方が向いていますね、
もちろん、皆さん自身の撮影の妨げにはならないよう、
その辺りの空気は読みながら行動いたします(笑)


時化ばかりだった今週、潜ったのは湾内のシロワニのみ、



4匹いました、まだまだ居てくれそうです。

本日はおがさわら丸出港日、この後ドックに入って、
次の入港は2/7までなし、
ゲストも入りませんが、海の良い日があればクジラの様子を見に出たいと思います。

気温20度 水温20度 透明度15m

2017年1月13日金曜日

1/11〜13

本土は大寒波のようですが、
小笠原も風ビュービュー!島影でなんとか潜れるといった状態でした。

 


13日は二見湾から出られず、
それでもシロワニが6匹!、巨大なカンパチ4匹も登場しました。




12日はダイビングの合間にホエールウォッチング、
4頭の群れがボートにかなり接近してきました。





クジラのブローが虹に

14日父島出港予定だったおがさわら丸は、
発達中の低気圧の影響で1日繰り上げ、13日の出港に、
短い滞在になってしまったこの便のゲストの方々ですが、
海況の悪い中でもダイビングとザトウクジラを楽しんでいただけました、
みなさんどうもありがとうございました。

今年は冬の時化にやられることが少なかったのですが、
これから2、3日は遂に大時化になりそうです。

気温20度 水温21度 透明度15〜20m

2017年1月9日月曜日

1/5〜8シロワニづくし!


2017年最初のおがさわら丸入港です。

到着ダイビングはまたクジラの様子を見に滝の浦へ、
この一本目から見事に的中〜!
動きは早かったのですが、かなり近くを通過、
クジラ以外にも、ヒメイトマキエイ4枚、ヒレナガカンパチ、
ツバメウオ群れ等、何とも豪華な一本になりました。

その後2日間も同じ場所に居てくれました。



水中遭遇は残念ながらこの一本だけでしたが、
ボートのすぐ近くに上ってきたり、ジャンプも見せてくれました。

湾内のシロワニは好調で5匹確認



8日は別ポイントでも登場、
こちらは沖二子岩で、



カメと一緒に!

ヨスジフエダイの中へ


ユウゼンとニセゴイシウツボ
風が強くなってきて湾内に戻り、赤ブイで潜ると、
ここでもシロワニが!
この4日間、3か所のポイントでシロワニが見られました。
アカヒメジの大群も綺麗です。
気温22度 水温21度 透明度15m

2017年1月5日木曜日

1/3、4 4日連続でした!

2日の便で年末年始のゲストはお帰りになりましたが、
この2日間は島民ダイバーと海へ、
行き先は、またクジラを求めて滝の浦へ。

3日は一本目で見事に成功!



今回は島民ダイバー2名のみだったので、一眼レフで撮影、
のんびりした動きで、数分間の出会いでした。

午後からは風が強くなり、二見湾に戻ってシロワニを、


5匹ほどいました、
まだしばらくは見られそうです。

4日は風も止んでいい天気に、
また滝の浦へ向かいましたが、クジラはやや沖にいて活発な動きを、


子クジラがお母さんの横で何度もジャンプ、
お母さんも一度だけ豪快に跳んでくれました。

動きがゆっくりになり、湾の奥に入ったところでダイビングの準備に、


結果は、残念!でした。
昼食後、午後も一本試みましたが、こちらも残念、
ボート上からは「何であれが見えてないの!」という距離だったようですが、
昨日の強風でかなり透明度が落ちてしまったのも原因ですね。

まあ、ここ数日がうまく行き過ぎていたんですが(笑)

本日はおがさわら丸入港日、
午後から新しいゲストと海に出ます。

気温22度 水温22度 透明度10〜15m

2017年1月2日月曜日

1/2 今日も水中クジラ!

本日おがさわら丸出港日、
正月便のゲストのラストダイブです。

二見湾を出てすぐにミナミハンドウイルカ5頭!
この2日間はクジラ一色でしたが最後に会えました。

1ダイブ目は西島北へ、
クマザサハナムロ&ウメイロモドキ群れ、ツバメウオ群れ、
カッポレ群れ等、




いよいよ最後のダイビング、
今日も滝の浦には同じ親子クジラが、
この2日間奇跡的な出会いを果たしたゲストの方々、
「最後にもう一度行ってみますか〜」

で、信じられないことにまた出ました!
ゲストの写真です。

撮影:内山さん



上2枚撮影:坂本さん

3日連続、4回のダイビング中のクジラ、
例年になく穏やかな海況で、
神掛り的なツキに恵まれたこの年末年始でした、
皆さんどうもありがとうございました!

クジラが気になるので、明日も行ってみようと思います。

気温24度 水温22度 透明度15m